其之弐百鉢拾誌『無双よちさん流』の巻



よちさんがPSPで戦国無双をやっておる。
「隠密頭きらーい!!」と言いながらやっておる。
その時はちょうど北の武将伊達正宗を育てていた。
「正宗は武器が棒っきれだから、なかなかレベルがあがらんのよー!」と言いながら、敵武将をバシバシバシ!
まあまあ、毎日笹かまと牛タン喰ってその内大きくなるから…。
「そうかあー!」
バシバシバシ!
よちさんが他のお仕事をしている間に、僕がゲームをつないで正宗を操る。
よし、無双発動!!
光線を吐け、正宗ェ!!!
ぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおん!!
「にゃーさん、なんか凄い音がするけど!?」
ああー無双発動してる音だからだいじょぶー。
「そかー」
数ステージクリア後、戻って来たよちさんにホイと渡す。
「ギャー!!隠密頭ァ!!」
何故かよちさん、隠密頭遭遇率高し!!(爆)
「うらー!無双発動ォ!ていっていっていっていっ!」
………ん?
よちさんの無双、なんかおかしい。
無双発動は○ボタン。
無双攻撃の場合、発動中ひたすら○ボタンを連打し続けるのだが…。
よちさん、○ボタンをえいっと押して無双発動!
その後、無双攻撃の○ボタンを押さずに通常攻撃でボカスカ殴っておるー!?
かくして無双奥義一切ナシのまま、吉田の無双タイム終了!!
む、無駄にピカピカしたまま普通に戦っておるぞこの人ォー!
これはいかん。
早速教えてあげねば。
このままではよちさんは、『戦国無双』ならぬ『ゲーム戦国』(無双なし)をプレイし続けることとなる!
「ていっ!てーいっ!」
もしもしよちさん。
「なにー?」
よちさんは無双攻撃の仕方を間違えている。
「…な、ナニィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!?」
いいかい。無双を発動したら、この発動したボタンをそのまま連打するのだ。すると…。
ぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおん!!(正宗光線吐き中)
「ああああっ!!な、なんじゃそりゃあああああああああああああああああああああああああああ!!にゃーさん、正宗が凄い攻撃を放っておりますぞー!?」
ああよちさん、これが真の無双攻撃なのだよ。
よちさんの今までのは無双発動期間中に行った、ただの攻撃ダァ!!(爆)
「だって…だって…し、知らなかったんだよほー!!」
説明書読めィ!!ババーン!!
吉田美千子といふ生き物は、様々な方面で細かいことに大変気がつくぬかりない人間なのだが、何故かゲーム世界となると説明書を読まん状態でわふわふと突入していく。
このお方のゲーム世界観には『事前準備』という言葉は全くなく、よく天然さんな発言をしては「この人、よく今までこの仕組みを知らずして、ここまで進んで来たな…!」と人々を驚愕させるのであった…。
この無双奥義についてもまた同じ。
必殺技なしで(よちさん的には発動していたが)、全員レベル12以上まで持ってきたこの凄さは何だ!?
道理でなかなかレベルが上がらないなとは思っていたんだ…。そして無双奥義の時に出るSEを知らないとは、変だと思ったのだ…。
もしかしてよちさん、お館様がビュンビュン高速移動で敵を斬ってまわったり、五右衛門はんが大砲をガウンガウン撃ったり、蘭ちゃんが不思議光線を出しながら敵を斬ったり、半蔵が属性に合わせた忍術攻撃をするのも…。
「うん!見たことない!そんなんあるの!?」
あるよ!それが無双奥義だよ!
「しらんかったー!!」
知れィ!!(爆)
そして実践してみるのだ!
「おー!!」
ぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおんぐおん!!
「すげー!!正宗すげー!!敵バンバン倒しておるー!!わはー!!うひゃー!もへー!!早くたまれー無双ゲージ!!」
よちさん、無双ゲージがいっぱいになるとキィンて音がするから。
「し、し、しらんかったあー!」
て、て、天然ー!!
こうして伸び悩んでいたよち家の正宗くんは、無双のおかげで格段にレベルアーップ!
無双奥義にハマったよちさんは、その後戦場のサラ髪男明智みっちゃん、ふともも丸出しお小姓蘭ちゃんなどを親指が痛むまでプレイ。
完全なる戦国無双世界を堪能することが出来たのであった…!!
よかったですな!!


(この話、よちさんに「書いてもいいー?」と聞いたところ「だめぇー!」と見事な快諾!書かせていただきやした…ニヤリ)