記事一覧

やちみず  〔やちみず裏話〕

2007.10.30

夜光堂で「八千水蜘~やち、みずち~」は「やちみず」と短縮されて呼ばれてました。
前回の「琥珀に伝う夢」は「こはく」。
長い名前ならともかく「やちみず」だと、「ち」しか略してません(笑)。
でも「やちみず」って呼び方がなんか可愛くて好きでした。
…私が演じていた「八千」の方は一文字も略されてないですけど!
 
因みに。
裏話で出てくると思いますが。
オハナシの最中に、前回の江戸街の話「壱~いち~」で舞台になっていた「江戸屋」やら、「江戸屋駿牙」やらがちょこちょこ話に出ていたのはお気づきになられましたでしょうか(笑)。
しかも、エンディングシーンにて「江戸屋駿牙の周りに風が吹き荒れている」って(笑)。わからなくても勿論大丈夫ですよー。ただ、わかる人はニヤリ、です。 
 
そういえば。
終わった実感がないのかなんなのか…不思議な事に、「八千」とお別れっていう喪失感や寂しさや…そういうものがありません。
もうちょっとしたらじわじわくるかな。
舞台上で十分悩んで泣いたので、「八千」は今後は江戸街で一人の人間として、水蜘や一二三と瓢箪爺と共に暮らしていくだけです。
今後の八千は幸せです。
まだ私の中に八千はいます。だから、不思議と私は今、幸せです(笑)。