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薄い布一枚のさきにいました〔やちみず裏話〕

2007.11.09

 
そういえば、4月の独り言に「リベンジ戦のつもりで頑張ります」と書いてたなーと、ふと思い出しました。
今考えると…力が入りすぎです(笑)。
ですがね、これ、実は8月末まで引っ張ってました。うわぁ。
でも、それだけ引っ張ってた癖に、その8月末を最後に今まで忘れてました。んー、なんなんでしょうね(笑)。
 
さて、やちみず裏話。
いつもあのホールで公演をしていますが、その時によって舞台の巾は変わらなくても、奥行きが多少変わっています。
基本的には、今回格子のあったところまでが通常舞台です。
今回のようにその奥まで使っていると…あの後ろはもうありません(笑)。
あそこでホール自体がおしまいです。
ということなので、実は、お客様が見ていました、あの布の1.5M先くらいを役者は移動していました。
台の上に八千がスタンバイするときは…どうしても「白い衣装」という都合上、うっすらと見えてしまうのですが、それ以外はウラを通っても多分見えません。
多分…というのは、一番見えやすい白い衣装を自分が着ていて裏を動いていたので、自分の目では確認できなかったのです。
ただ、場当たりの時に「八千さん見えるかな!?」実験をしたのですが(笑)、内山君が「…じーっと見てたんだけど…いつ通った?」と言っていたので、視力が両目で0.8位の方でしたら、最前列で見ていても興ざめな通過姿は絶対に見えなかったと思います。
 
黒い衣装の水蜘、緑の衣装の一二三、抹茶色の瓢箪爺、真っ白の八千…みーんな、あの裏をコッソリ通ってました。
実は表の舞台に光が入っていると、裏を通過する時には表の舞台・お客様とほぼ全部見えるのです。
でも何となくどきどきして、立ち止まって見たり正面をしっかり見たり…とは出来ませんでしたー…はぅ。
 
因みに。
万が一八千の衣装が見えてしまうようだったら、上手下手に黒布を置いて、通過時に被って歩こうかと思ってました。
…ただでさえ暑いから、それをやらないですんでよかった…。