2004.08.11
ジーザスっ!ジーサス・クライスト=スーパースターを見てきやしたっ!
いや、久々の四季ですよ。
「行くっ!」と決めたのは先週で、一人分なんで結構あっさりチケットが取れて、「この日は休出勘弁して下さい~」と上司に言って、行ってきました、四季です!
っていうかねー、この演目は10年ぶりですよ。
しかも、この演目はふたつバージョンがあって、今日見たのは初めての方ですっ!
ワクワクしながら見に行って・・・いやーっ、よかったぁ~っ!
以前は「ジーザス~!」って主役をまっすぐに見てたんですが、今日はなんていうかユダがね、ユダが凄く良くてね。
民衆のうねりと、ユダの痛みと、ジーザスの苦しみが・・・あ、何故でしょう、マリアの印象があまりなかったりして(笑)。
ジーザスを一人の人として愛した、男と女の話・・・だとおもうんですが、マリアがちょっぴり弱くてユダに釘付けでした~。
いや、ユダが痛くて痛くて・・・。
マリアにジーザスが癒されている時のユダと来たら・・・、ああもう見てられない~っ。
ジーザスも弱いわけではなかったんですが、ゲッセマネでのナンバー以外はあまりダイレクトに響くモノがなくて、逆にユダが歌うナンバーは全部突き刺さってくる。
帰り道で、私の後ろを歩いていたおばさん達が細かいところを沢山批評をしていたんですが・・・・いや、そうじゃないだろうっ!
この演目、「魂に」っていう煽り文句なんですよ。魂ですよ、魂。魂で見なきゃ、魂で感じなきゃ~っ!
そんなわけで、舞台美術の美しさもさることながら、珍しく「大好きな役者さん」というワケではないのに一人の役者に釘付けでした。
ユダ~・・・・・(泣)。