独り言

　
って、叫んでる人がいたんですよ、地下鉄のホームで。
最初は少しはなれたところからだったんで、ケンカかな？なんだろな？と思ってたんですが、ホームの端をてくてくと歩いてきた男性が私の結構近くで
「ぎゃーーーーーーーーー！！！！！」
と叫びまして…えーと、これはあれかな、単純に叫んでる人なのかな、と。
うーん、叫んでるだけならいいんだけど（いや、よくはないんだけど）、暴力沙汰になったらヤだな。
なんて考えていたら、駅員さんがやってきて穏やかに「大声を出さないで欲しい」という事を話しておりました…た、が。
その男性、駅員さんにつかみかかって、なんだかんだと叫び続け、どうやら連れだったらしい女性が泣きながらそれを止めようとし、たまたま真横にいた男性が助けに入ろうとし…と、なかなかに凄いことになってしまいました。
　
ありゃー、地下鉄のホームだけど警察呼ぶかな、と携帯を出していたら駅員さんが、叫ぶ男性を羽交い絞めにしながら
「どなたか、駅員呼び出しお願いします！」
と私のいる方へ呼びかけたのですよ。
『駅員呼び出し』あ、あのよくホームの柱に案内が書いてある…おおぅ、私の真後ろの柱に案内表示が！
で、ものはどこだ！？
柱を一周。
ナイ！
辺りを見まわす。
ナイ！
タスタスタス、と路線表示板を越えて隣の柱の向こうに…あった！
たしっ！
とボタンを押すと、やはり見つけてきていた女性が
「男性が暴れるのでホームにきてー！」とオハナシ。
うむ。
解決。
　
はっ、しかし私の乗る電車が到着してしまった。
これにのらねば今日の予定に間に合わない。
とういうことで、協力したいのは山々なれど、電車に！
と思ったら、叫ぶ男性を協力してくれた男性に任せて『呼び出しボタン』を探しにきた駅員さんに遭遇。
「呼びましたよ！大丈夫です！」
といいつつ電車へ向かうと、『グッジョブ！』ってしてくれました（笑）。
いや、ホントに。
　
その後ろで…柱の上部に取り付けられた『駅員呼び出し』の案内を必死でジャンプしてタッチする男性がいたんですが…あれですかね、それをタッチすると駅員さんが呼べると思ったんですかね（笑）。
　
走り出す電車から見たところ、駅員さんがわらわらとやってきていたのできっと大丈夫だったでしょう。
でも…案内表示分かりにくいよ！
表示板の真下にボタンを作るか、隣の柱の後ろです、とかそういう風に書いてくれないとホントにわかんないよ。
　
いつも使うホームくらいは、そういういろんなものの位置を覚えておいた方がいいな、と思ったのであります。
列車停止ボタンとか、駅員呼び出しとか、消火器とか、火災警報器とか！
電車の中だったら消火器の位置と駅員と話せるボタンの位置は見るんですけどね…。