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どうでもいいもの

2010.06.02

 
通勤途中の電車で居眠りをしていましたら、隣に座っていた女子高生がきゃいきゃいとオハナシをしておりました。
 
A:「AKBのライブチケットあたったのー!一日の昼夜二回分ー♪」
B:「へー!?」
A:「当選の連絡があってから興奮しちゃって勉強どころじゃないの!」
B:「へー!?」
A:「いいでしょー!」
B:「AKBとかってどうでもいいし」
A:「でね、2回分だから結構高くて14000円!」
B:「お金とるの!?」
A:「あたりまえじゃん、ライブだよー」
B:「だって、当選でしょ?普通タダじゃない?」
A:「ちがうよー、チケット買えるかの抽選なの」
B:「それだけあったらもっと別なもの買えばいいのに。もったいない」
A:「そうかな。私他にほしいのないし」
B:「私はどうでもいいもの買いたくなるけどな」
 
えーと、つまり、AさんはAKBのチケットが高かろうが欲しい、ライブチケット購入できて滅茶苦茶嬉しい、と。
Bさんは、AKBはどうでもいいので、そんなお金を出すくらいなら「他のどうでもいいもの」を買いたい、と。
 
わー…、わけがわからない(笑)。
Bさんにとっては自分が思う「買いたくなる『どうでもいいもの』」よりも、AKBのライブチケットはさらにどうでもいいもの、っていうことなんでしょうね。
それを口に出しているのに会話が成立している不思議。
AさんもどうしてBさんにこの話をしたんだろう?
もっと喜んでくれる人にすればいいのに。
 
と、朝からなんだか微妙な気分になったのでした。