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八千の衣装  〔やちみず裏話〕

2007.11.02

 
公演が終わったので、衣装を洗ってしまいました。
…洗える着物なのです。
 
今回の八千はかなり重装備でした。
他の3名の役者の開演前スタンバイが異様に軽装なのに比べて…ひとりで先に準備を始めても最後まで準備してます(泣)。
まず、ハラにタオルを巻きます。
ここで腰紐を一本巻いて。
次に汗を吸わせる為にタンクトップを一枚着て。
襦袢を着て。これも腰紐で固定。
次に一重の着物を着ます。
コレを腰紐で固定。
帯は…まともにしめられないので、実はごっついマジックテープを使ってます。でも、二重巻きにしているので、かなりガッツリです。
 
足下は。
まずはストッキング(笑)。
汗をだくだくかくので、素足だと襦袢が足にまとわりついて動けなるのですね!稽古場でそうなったのですね!
次に、万が一着物がはだけても大丈夫なように、短い白いスパッツを穿きます。
で、足袋をはいて。
草履をはいて。
 
最後に上に着物を一枚羽織って完成です。
 
 
…結構重装備。
一番大変なのは、襦袢の合わせ方とその上の着物の裾の長さ調節とあわせの調整。
これを間違えると…芝居中に動けなくなります(笑)。
腰紐を加減して締めてしまってもだめで。
んがっと複式呼吸で使うところまで腹に空気をいれて、そこにギュッとしめるのです。
でも、これを見た七海に
「あれ?腹出てきた?」
と言われました。…チガウもんっ。わざとやってるんだもんっ。
 
本番2回では、この帯にちょっとしたお守りを忍ばせておりました。
ふふふ。
八千と私のお守り~♪

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